18.11.01
4P分析･･･STP分析に続けてやってみましょう
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前回お伝えしたSTP分析に続いて、4P分析をやってみましょう。
STP分析とは、SEGMENTATION (市場を細分化した個々の集団・セグメント)、TARGETING (狙うセグメント)、POSITIONING (ターゲットの中で自社が戦略的に作る立ち位置) の3英単語頭文字から名付けられた分析です。
自社のターゲットとポジションを明確にした後、4P分析にてより具体的な戦略を立てて行きます。
4Pとは Product (プロダクト：製品やサービス)、Price (プライス：価格)、Place (プレイス：流通)、Promotion (プロモーション：お客様とのコミュニケーション等) の頭文字です。
■ Product
私達が販売する製品そのもの、会社の利益を生み出すものになります。いろいろなサイトでの4P分析では製品(物)が取り上げられていますが、ホテル・旅館・飲食店ではサービスやFBになります。
その製品やサービスがお客様のニーズを満たしているのか・他社製品との比較などから始まり、商品・サービス完成までの全体を差します。
■ Price
いくらで販売するのか？製品やサービスの品質・魅力度はもちろん重要ですが、実際にご購入・ご利用頂けるかはこのPriceが非常に重要なカギとなります。
かかったコストから販売価格を決めることは多いのですが、付加価値やブランディングを考慮して高価格にしたり、他社への価格競争から低価格にしたり、十分な検討が必要です。
競合を意識するあまり低価格帯で売り出してしまうと、後で価格を上げたくても難しい場合があります。
低価格で勝負する場合は「期間限定」など、価格変更出来る余地を残すのも一つの方法です。
■ Place
「流通」と訳してしまうとサービス業には関係のないように思われますが、販売戦略上の流通で考えると、例えば「インターネット」「雑誌」「メディア」などへの情報提供・PR戦略が流通に当たります。
自社のサービスをどのようにお客様に知って頂くのか、インターネットを利用するのか、地元密着型であれば地元紙に展開するのか、あえて口コミのみの隠れ家的にするのか、等様々な「Place」があります。
■ Promotion
サービス業では上記Placeと重複する部分もありますが、自社の製品・サービスをマーケットに知って頂く為の戦略を立てます。
製品そのものをPRするのはもちろんですが、企業の考え方やスタンスをPRしたり、働いているスタッフを紹介したり、最近は様々なPromotionが見られます。
以上、今回は簡単に4P分析をご紹介してみました。
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