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トップラインとボトムライン ・・・ ビジネスパーソンが意識すべきこと

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19.01.29 8:00~ こちらの内容をもう少しわかりやすく補足・追記した内容を公開します。
上記以降は、ぜひこちらのコラムをご覧ください。

https://delighting.co.jp/blog/topline2/


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トップラインとボトムライン、この言葉をご存知ですか?ある程度経験を積んだビジネスマンであれば皆さんご存知でしょう。


ご存知ない方への説明や復習の意味も込めて簡単に解説すると、会社の成績表の一つとされる「損益計算書(P/L)」において


■ 一番上にあるのが「売上」・・・トップライン


■ 一番下にあるのが「純利益」・・・ボトムライン


トップラインの「売上」は、会社の商品やサービスを売り上げた合計の金額が記載されています。


ボトムラインの「純利益」は、仕入費用や原材料費、人件費、税金などとにかくいろんな支払いや、商売以外での収入(銀行の利子等)をプラスマイナスして、最終的に残った金額が記載されています。



よく会社で「売上目標」や「予算」としてお話されるのはトップラインの数字になります。


ビジネスを行う上で、基本はこのトップラインを達成するのが一つの目標・目安となり、日々この数字を目指して頑張っていらっしゃると思います。



ただ「トップラインだけを意識してビジネスを行う」ことが許されるのは、定額販売のみで割引を一切行っていない商品やサービスをルート営業で売っている場合です。


十分な利益が出ることを計算して定価を決めてあり、その定価が揺るぐことはなく、また営業もルートが決まっており毎月ほぼ決まった営業経費で収まるケースです。



お客様に対し商品やサービスを割引して販売する場合、最終的にボトムラインにいくら残るのか、必ず意識しながらビジネスを行う必要があります。



a) 定価100万の商品を定価販売した場合、かかる経費を引くと、ボトムラインには 40万残る(仮定)。


b) 同じ商品を20万割引して80万で販売した場合、かかる経費は同じなので、単に利益が減りボトムラインには20万残る。


c) 同じ商品を40万割引して60万で販売した場合、かかる経費は同じなので、単に利益がすべて無くなりボトムラインは0となる。



仮に「売上目標 4,800万」で a,b,c ともトップラインの数値を達成したとします。



a) 48件販売して、ボトムライン 1,920万


b) 60件販売して、ボトムライン 1,200万


c) 80件販売して、ボトムライン 0円



極端な例ですが「トップラインを達成する為に割引をしてでも販売をする」ことに集中すると、トップラインは達成したとしてもボトムラインにはこのように大きな差が出ます。


この為、セールスに関係する部署・スタッフは常にこのボトムラインも意識する必要があります。


経験値的にもまだよくわからない方は「安易に割引をすると利益が減るので、本当にその割引が必要なのかもう一度考える」癖をつけましょう。


コンサル先でお勧めの会計本をよく聞かれます。全く最初の段階の方には、税理士の友人らからお勧めして貰ったこれらの本(写真の単行本)を勧めています。


全く知識0からでもとても分かりやすく、お勧めです。


また週刊ダイヤモンドが昨年も今年も出版した会計・決算書の特集号も個人的にはお勧めです。オンライン書店でバックナンバーや電子書籍を入手可能です。



ビジネスは「売上を達成すること」だけではなく「利益を出すこと」が最終目標です。


トップラインとボトムラインを常に意識しましょう。

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Marketing Strategy


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