19.01.31
言うだけの人、語るだけの人はつまらない
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いろんなところで「夢を語る人」「目標を掲げる人」「自分を誇示する人」「どんなに凄いか吹聴する人」を見かけます。
事業再生先でも、昔はどんなに凄かったのか、以前はこんなにも売り上げがあった、どこにも負けなかった、お金さえあればいまでも前みたいにやれる、などいろんな発言を聞きます。
この発言が「実際に真剣に本気で寝る間も惜しんで努力を続けている人」たちの発言であれば、その言葉に重みもありますし私たちも応援したくなります。
しかし、私たちの感覚値ですが、この発言をしている人たちの9割近くは「言うだけ」「語るだけ」で努力をしていません。
そしてたちが悪いのは、それを指摘すると怒って返されるのです。
自分を鼓舞する為に、努力の途中であえて大きなことを言う人がいます。それは普段からその人が努力しているのをみんな知っているので、特に違和感はありません。
しかし普段は全力ではない人が大きなことを言っても、それが周りの人たちに伝わるか?理解してくれるか?・・・ まず無理だと思います。
事業再生や改善で必要なことは、言葉ではありません。実践です。実行力です。
行動を伴わない発言、言葉、語りは何も意味がありません。そしてそんなことを言うだけの人は、つまらないです。
そのホテルや旅館、飲食店の為にこちらがいろいろアイデアを出して共に動こうとしても、言うだけの人は結局動きません。何か「出来ない言い訳」を探してきます。
実行力のある人は、「出来ない言い訳」の代わりに「少しでも出来ること」を探してきます。
私たちがこの会社で目指しているのは「お客様の人生に銘す想い出を創造する」ことです。
また「事業再生・改善が必要なホテルや旅館、飲食店の個性を活かしながら、それぞれが独立した経営を保ち、お互いに弱点補強・補完できるアライアンスを作り上げる。」ことです。
こんな言葉を言うだけなら誰でも出来ます。私たちが成し遂げないと、単なるかっこつけの言うだけの人、語るだけの人です。
いま、この実現の為に最大限の努力を続けています。
私たち自身も、言うだけの人、語るだけの人にならないよう、全力で取り組み続けます。
*写真は、投資ファンドとの商談の為に香港に行った際の街ブラ風景です。
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