22.03.20
新年度に向け、お宿・お店の方にやって欲しいこと
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やがて新年度。まん防解除も視野に入り、いろいろと準備に忙しい宿泊業・飲食業の皆さんに、是非いまのうちにやって欲しいことが2つあります。
それは
■自館・店を利用したことのない知り合いに、館内のおかしな部分を指摘して貰う
■毎月使えるサービスの総額を決める
この2点です。
私たちは常に「見慣れて見えなくなるものがある」と伝えています。
たまに自分がお客として他館・他店を利用すると、「こんなところに段ボール置いたまま」「ちゃんと補修すればいいのに」「整理整頓ができていない」など気づきます。
これは見慣れていないおかしなものにはすぐ気づくからです。ただ残念なことに、私たちはおかしなことにも慣れてしまいます。自館・自店のおかしさにはもう慣れて見えなくなっています。
それをぜひお知り合いや近隣の同業者の方々と指摘しあって下さい。必ず見つかります。そして大きな費用は必要なく、すぐ改善できるはずです。是非いまのうちに取り組んでください。
写真は、私がお客として利用した宿や店で見かけた光景です。
また「サービスのどんぶり勘定を止めよう」ということも伝えています。
お得意様や記念日の方などに何かしらサービスしたい、というお気持ちは凄くよくわかります。サービス自体は賛成です。
ただ、そのサービスにも費用は掛かっている、という意識が必要です。実際に、サービスし過ぎで利益を削っている宿はこれまでにも何軒かありました。
「サービスしたい+経費が掛かっている」という二重意識を持ちましょう。毎月これだけはサービスに使ってよい(利益を削っても良い)という金額を設定し、その中で気持ち良くサービスを行いましょう。
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