18.09.25
サービス業従事者として障がい者の方々を理解するマークをぜひ覚えましょう
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*「障害者」「障碍者」「障がい者」という呼称には議論がありますが、今回は内閣府の該当ページを基に障害者と記載させて頂きます。
サービスに従事していると様々な障害者の方々と接する機会があります。盲導犬を連れた方や白杖の方、車いすの方など外見的に判断できる方もいらっしゃいますが、見た目ではわからない方も大勢いらっしゃいます。
障害者ご本人や施設関係などいろんなマークがありますが、今回はご本人に関するマークをぜひ覚えて頂ければと思います。
写真Upの関係上、一枚の写真にまとめてあるので見にくくて申し訳ございません。
■ 耳マーク・・・耳の形を緑でかたどったマーク。聴覚障害の方は見た目ではわかりにくい為、このマークを提示された場合は手話や筆談などの気配りが必要です。
■ ほじょ犬マーク・・・身体障碍者補助犬法の啓発マークです。盲導犬、介助犬、聴導犬の事を指します。ペットではありませんので「仕事の邪魔」をしないように気を配りましょう。また困っていらっしゃるようでしたら積極的にお声掛けしましょう。
■ ハートプラスマーク・・・お体の内部に障害がある人を表しています。外見からはわからない方が多い為、このマークを着用されている方を見かけたら内部障害への配慮を心がけましょう。
■ 白杖SOSシグナル普及啓発シンボルマーク 及び そのポスター、大阪府鍼灸マッサージ師会様のポスター ・・・ 白杖を頭上50cmほどに掲げている方を見かけたら、視覚障害の方からのSOSのシグナルです。積極的にお声掛けしてお手伝いしましょう。ただし、この行為は一部では否定的な意見もありますので、白杖の方は見かけた時の状況で進んでお手伝いしましょう。
■ ヘルプマーク・・・義足や人工関節の方、内部障害や難病、妊娠初期の方など外見からわからなくても援助や配慮を必要としている方々のマークです。具体的な内容を書いていらっしゃる方もいらっしゃいます。
健常者のお客様にご満足頂けるサービスを提供するのは、サービス業に従事している人たちにとっては「当たり前のこと」です。
障害者のお客様にも何も変わらず、そして特別扱いを感じさせずスマートにご満足頂けてこそ、もう一つ上のプロフェッショナルです。
まずはこれらのマークを覚えて「お客様から言われる、頼まれる前」に自ら動けるようにしましょう。
参考までに「内閣府 障害者に関係するマークの一例」もご覧下さい。
http://www8.cao.go.jp/shougai/mark/mark.html
写真に使用した各種マーク、ポスター等はネット上から拝借させて頂きました。
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