18.11.10
オズボーンのチェックリスト・・・アイデアに詰まったとき、様々な視点から考える
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ビジネスではいろんな場面でいろんなアイデアを出さなければならないことが多々あります。
私がよくやることは、考える場所を移動したり、周りの環境を変えたり、時間帯を変えたり・・・
そして頭の中で違った方向から考える時に利用するのが「オズボーンのチェックリスト」です。
これはアレックス・F・オズボーンが考案した発想方法で、いくつかのチェックリストに答えていくことで無理矢理にでもアイデアをひねり出していきます。
1. 転用 ( Put to other uses ) ・・・ 他の使い道はないか? 新しい利用方法は?
2. 応用 ( Adapt ) ・・・ 他に似たようなものはないか? お手本になるようなものは? 真似できないか?
3. 変更 ( Modify ) ・・・ 変えてみたらどうか? 色、形、動作など。
4. 拡大 ( Magnify ) ・・・ 大きくしてみたらどうか? 重く、長く、加える等出来ないか?
5. 縮小 ( Minify ) ・・・ 小さくしてみたらどうか?軽く、短く、減らす等出来ないか?
6. 代用 ( Substitute ) ・・・ 他のもので代用できないか? 他の手法はないか?
7. 置換 ( Rearrange ) ・・・ 入れ替えてみたらどうか? 順番、パターン、位置を変えたらどうか?
8. 逆転 ( Reverse ) ・・・ 逆にしてみたらどうか? 上下、左右、前後?
9. 結合 ( Combine ) ・・・ 組み合わせてみたらどうか? 繋げてみたら? 合体したら?
一見すると製造業などが使いそうなリストですが、サービス業でも「新たなイベント」「プラン」「部下の教育」また「店内の改装」など様々な場面で使えます。
「無理矢理にアイデアを出す」「発想が煮詰まった時に何かひねり出す」時にこのリストは非常に有効です。
すべてのチェックリストに答えることは難しいとしても、この9つの視点から物事を考えようとすると、どこかのチェック項目で何かしら浮かぶことがよくあります。
自分で物事を考える時、知らず知らずの間に「どこか一つの視点」から考えていることが多いものです。自分で何か視点を変えようとしても、なかなか難しいと思います。
物事を多方面から見て考える必要がある際に、この9つの視点を思い出してぜひ使ってみて下さい。
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