18.12.26
ギャップ分析・・・「As is / To be」 理想と現状のギャップを把握し改善する
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皆さんには、自社や自分個人が理想とする姿・目標があると思います。それを念頭に置いて、日々突き進んだり改善したりと努力を続けていることでしょう。
では、例えば「理想の自分 (To be)」と「現在の自分(As is)」を正確に洗い出し、そして「何をしたらよいか」を詳細に把握していますか?
やってそうでやってない、わかってそうでわかってない、それが今日取り上げる「ギャップ分析 (As is / To be)」です。
新年に向けて自分の目標を立てる時、とても役立つ分析ツールです。使い方自体は簡単なので、ぜひやってみて下さい。
まず、自分がなりたい姿・目標(To be)を出来るだけ詳細に書き出します。
■ 年収1,000万以上
■ 渋谷区に自宅マンションを構える
■ フリーランスのライターとして有名
実際にはもっと詳しく、もっとたくさんの項目を書き出しますが、例がわかりやすいように絞ります。
これに対し、現在の自分(As is)はどうかを書き出します。
■ 年収450万円
■ 東京郊外でアパート暮らし
■ 一般の会社で営業担当
このように書き出すと、理想の自分(To be)と現在の自分(As is)がそれぞれ可視化できます。
では、この As is / To be をどのように改善していくのか。それを実際の行動 Action に落とし込んでいきます。
■ このままでは年収を上げるのは無理なので、まずは少しでも条件の良い所へ転職する。転職サイトに登録する。
■ 渋谷区のマンションがどのくらいで買えるのか、支払い条件はどのようになっているのか、等詳細に調べて対策を始める。
■ まずはフリーランスのサイト等に登録し、会社勤めをしながらでも少しずつ実績を積めるようにする。
上記はあくまで一例をわかりやすく書きましたので、皆さんの自己実現のためにはもっと多くの項目をもっと詳細に書き出す必要があります。
このギャップ分析の一番の利点は「理想と現実を客観的に見ることが出来る」ということです。
そしてさらに「頭の中で漠然と考えている夢や目標への道筋・努力を書き出し、整理できること」です。
今日の内容は「わかっているよ」「頭の中で考えているよ」という人は多いと思います。
それを書き出すことはそれ以上に効果的な結果を見出すことが出来ます。この年末年始、ぜひやってみてください。
ギャップ分析をメインに取り上げた書籍を発売しております。
よろしければこちらもご覧くださいませ。
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