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「知っている」「わかっている」「やろうと思っている」のむなしさ

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このテーマは過去に何度も繰り返し伝えてきたことですが、非常に重要なことなのでまた取り上げます。

私たちは仕事上、いろんな場所でいろんな人たちにアドバイスしたり改善提案したりします。そのたびに「わかってます」「知っています」「やろうと思っていました」という回答をよく聞きます。

事業再生や改善、また自己成長の面において、皆さんにはこの言葉の「むなしさ」がおわかりになりますか?


知識としてわかっている、知っているという状態はもちろん重要ですが、それだけでは単なるツールです。職人さんが道具を揃えているが全く使っていない状態です。

わかっています、知っていますと応えている段階で、自分は「やっていない」んだなと気づきましょう。やっていないことに結果は出ません。やろうと思っていたことにも結果は出ません。

結果が出せるのは「わかっている」「知っている」内容を実践している人だけです。どんなに何を言っても「やっていない」人には何も結果は出ません。



■ 「知っている/わかっている」と「やっている」は違う

■ さらに「やっている」と「できている」は全然違う




誰かが成し遂げたことを見て「だれでも思いつく」「それは知っている」「あんなのは俺でもできる」「俺もやろうと思っていた」「私もやろうと思えばできる」「先を越された」・・・ 聞いていて痛くないですか?

上記のことは私たちが繰り返し繰り返しお伝えしていることです。こんな発言の経営者や管理職に、現場の人たちははうんざりしているかもしれません。

しかし、これが自分が伸ばせない人の共通点です。

言うだけ、口だけ、知っている、わかっている、やろうと思っている ・・・・・・ やりましょう。

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