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TAPS ・・・ As is / To be (ギャップ分析) から解決まで

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以前取り上げた「ギャップ分析 (As is / To be)」にかなり多くのアクセスを頂きましたので、さらにその表を分解したTAPSというフレームワークをご紹介します。



皆さんの心の中にも「理想の自分 (To be)」とそれを目標に頑張っている「現在の自分(As is)」があると思います。その理想と現実をどのように埋めるのか、近づけるのか、成し遂げるのか、その解決方法をこのフレームワークで行ってみましょう。



【1】To be (理想の姿)


まず、自分が理想とする姿、目標とする内容、などを書き出します。出来るだけ詳細に具体的に、それがあたかも現実であるかの様な内容まで書き出して下さい。


ここに自分の将来の姿が書き出され、あなたが「こうなる!」と思っている姿です。



【2】 As is (現状)


次に、現在の自分の姿、現状、現況などを書き出します。こちらも出来るだけ詳細に具体的に、時には自分が嫌になったとしても自分自身のありのままの姿を書き出してください。


ここに自分の現在の姿が書き出され、あなたの現実がさらけ出されています。



【3】Problem (問題点)


1と2で洗い出した理想と現実、なぜそこにこの様なギャップが生まれているのか、その問題点を考えます。


例えば「理想では課長になっていたはずが現状では係長止まりであり、それはまだマネジメントのスキルが不足しているからである」や、「売上3億円を達成する見込みだったが現在は2億円強である。それは効果的なPRが不足していたからである」などです。


問題と思われることを出来るだけ多く書き出しましょう。



【4】Solution (解決方法)


3で書き出した問題点のうち、自身や自社で解決できるものに対しどのような解決方法をとれるか検討していきます。


「もっと勉強しよう」「もっとPRしよう」という漠然としたものではなく、「これから毎日、21:00-23:00まではドラッカー名著集を読み込み、重要な項目を最低でも一日1つ完全理解する」や「PRが弱い部分は○○会社に相談し、費用対効果を検証しつつこれまでの方法とは別の方法を試してみる」など具体的に自身/自社の動きを想定した内容です。


ここで漠然としたものを書いても、何の解決にもなりません。あなたが動く内容がここに書き出されているべきです。それがあなたが今後とるべき行動です。



このフレーム自体は当社のオリジナル作成分で、他にもいろんな形があります。ネット上など、ご自身が使いやすいものを探してみて下さい。



このギャップ分析の一番の利点は「理想と現実を客観的に見ることが出来る」ということです。


そしてさらに「頭の中で漠然と考えている夢や目標への道筋・努力を書き出し、整理できること」です。


上記の内容は日常的になんとなく考えていることであり、皆さんの多くも「わかっている」「やっている」と思われているでしょう。


ただ、頭の中で漠然と考えるより、また箇条書きで考えるよりフレームワークを使用する利点は、脳内での流れを可視化でき一枚の図として捉えることができる点です。


是非使ってみてください。




ギャップ分析をメインに取り上げた書籍を発売しております。

よろしければこちらもご覧くださいませ。
(書籍画像クリックで当該ブログが開きます。)


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