18.10.18
SMARTの法則・・・自分の夢や目標を必ず達成する為に
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皆さんは毎日いろいろな「夢」「目標」「ノルマ」等に向かって公私ともに努力をされていると思います。
このいろいろな「なすべきこと」に対し、どのような態度・対応をしているか、大きく二つのタイプに分けられます。(夢だけの人、語るだけでやらない人、などは除きます)
■ 目標に向かって日々少しずつ努力しようとする人
○○までに△△を達成しよう、という目標に対し毎日少しずつ努力を重ねる人です。毎日少しずつレンガを積み上げていくことで、最終的に家を作り上げようとするイメージです。
コツコツ真面目な頑張り屋さんタイプで応援したくなりますが、その方法では○○までに△△まで達成できない可能性があります。
■ 目標に向かって、まず締め切りやマイルストンを決めた後に努力をする人
〇〇までに△△を達成しよう、これは同じです。そのあとに、「その為には●●までに▲▲までは出来ていないといけない」というマイルストンを細かく設定する人です。
まず家の枠組みを先に組み立て、柱と柱の間の壁などは●●までにやる、と作業工程を決めてそれを成し遂げていくイメージです。
こちらは細かな目標が次々に出てきてそれをクリアしてくので、自分のプロセス・進捗を把握でき、確実に進めていける可能性が大きくなります。
上記2タイプはどちらも「目標に向かって頑張る人」ですが、自分の夢を確実に進める為には「大きな夢・目標」を「小さな積み重ね」にブレイクダウンし、それをクリアしていくようにしてみましょう。
ここで有効なのが「SMARTの法則」というフレームワークです。業種によってそれぞれの単語表現が違う場合がよくあります。一例を挙げておきます。
Specific (具体的か?) Measurable (計測できるか?)
Attainable (達成できるか?) Result-based (成果重視か?)
Time bound (期限は?)
■ Specific ・・・ 漠然とした夢や目標ではなく、具体的な内容まではっきりとクリアに設定しましょう
■ Measurable ・・・ 出来るだけ数値化します。かかった時間や目標達成までの時間、現時点のレベル、達成度合、受験勉強では今週末までに30Pこなす、等。
■ Attainable ・・・ 絶対に達成できないこともあります。それは叶わぬ夢です。方法次第、頑張り次第で達成できることが大前提です。
■ Result-based ・・・ きちんと結果を出すこと、結果にこだわった目標になっているか、常に意識しましょう。目標を達成した時に得られる「結果」を意識します。
■ Time bound ・・・ 期限を設けることは必須です。最終期限、および途中途中のマイルストンの期限も決めましょう。
SMARTの法則(または原則) で検索すると上記の単語例に限らず、いくつかの例が出てきます。自分の夢や目標を達成する為に最適なSMARTを見つけ出し、一度この原則に当てはめて設定してみましょう。
私はあと数か月で50歳になりますが、40代初めの頃から60歳になった時の自分の目標を決め、それを各年齢にブレイクダウン(マイルストン)しています。毎年正月にその年のマイルストンを各月に落とし込んだ一覧表を作成し、それを基に毎月最初に週毎に落とし込んでいきます。
遠くに感じる目標や夢も、細かくしていくとすぐ近くに感じるものです。小さなことをクリアしていくといずれ大きなものをクリアしています。
頑張りましょう!
写真:Pixabay · 魅力的なフリー画像 https://pixabay.com/
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