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明確・詳細な目標設定の重要性 ・・・「間違い探し」ゲームでの検証

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あるセミナーを担当した際「目標設定がどれだけ大切か」を実感してもらうため、間違い探しゲームで検証を行ったことがあります。(上記写真は フリーイラスト・アイコン素材 フリーペンシル さんからお借りしたイメージです)

時間は10分間。会場をA/B の2グループに分け、席の間隔を離し、お互いのプリントは決して見せ合わないように。両グループとも同じ問題で、さほど難しい内容でもありません。

一つだけ違うのは、Aグループのプリントには「間違いは8個ある」、Bグループには「出来るだけ見つけよう」と記載したことです。詳細は省きますが、結果的にAグループはほぼ全員が8個の間違いを見つけ、Bグループでは20%以下でした。Bグループは、3個、5個、7個見つけて止めている人が多かったのも興味深い点です。良く見かける間違い探しはこの個数で、今回あえて8個用意したのはその既成概念があること前提です。

Bグループの方々にお話を聞くと、

「個数がわからないので、いくつか見つかった後、もういいだろうと面倒くさくなった。」

「多分5個くらいだろうと思い、一つの目安にして探した。見つかったので止めた。」

などの感想がありました。

ちなみにお一人だけ「結果的には8個見つかったが、個数がわからないのでそれ以上ずっと探していた」という方もいらっしゃいました。

Bグループの方の多くは、漠然とした目標の中で「だいたいこの位だろう」「これが一般的だろう」など、自分なりの目標値を決めています。今回は結果的にはその目標値が求めるものより低くなっています。与えられた行為・業務に対しては、自分なりの妥協点を見出してしまう行動でもあります。「言われたからやる。この位でいいだろう。」の流れです。


私たちが事業再生や各種改善を行う時、必ず数値目標を設定します。売上、お客様の口コミ評価、作業時間の短縮目標、販売個数 ・・・「お客様の口コミをもっと上げよう」「館内を清潔に保とう」など、漠然とした目標ではBグループのように各スタッフが自分の基準を決め、低空飛行で終わります。

ほとんどの企業はメイン事業・施策の数値目標を掲げていますが、小さな目標は無い場合もあります。基本的には大きな数値目標を小分けすれば出来るはずです。各現場スタッフにはその小さな目標が必要です。各部署ごとの数値目標はもちろん、それを個人レベルにまで落とし込み、再生や改善を行っていきます。小さな目標達成がなければ全体達成はあり得ません。うまくいっていないホテル・旅館・飲食店さんは、この点が不十分なケースも少なくありません。

企業としての明確・詳細な目標があっても、全ての小さな目標にまでブレイクダウン出来ているか。いま一度見直してみましょう。

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