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焦る ・・・ 無意味な感情と行動

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お客様が一度にたくさんいらっしゃったり、何か急かされたりした時に焦って失敗する人はたくさんいます。


急いでしなければ、とあたふたしながら対応しているスタッフもよく見かけます。


その気持ちはとてもよくわかりますし、そうなってしまうのも慣れるまでは仕方がないでしょう。



ただ「焦る」ことによってどれだけ時間短縮出来ていますか?下記の例を見たら、「焦る」ことが無駄だと気付いて貰えると思います。


10件の仕事を頼まれたとします。その一つ一つにかかる時間が通常は100秒だとします。単純計算では1000秒かかることになります。


それを焦って行うと各10秒短縮できます。結果、間違えずに全件やり終えた場合は900秒で済みます。


しかし焦った経験がある人はお分かりだと思いますが、焦っている時は全件の仕事をノーミスでやり切るのは至難の業です。


一つでもやり間違えると+90秒以上/件かかり、焦らずにやった場合よりもトータルの時間は長くなります。


また焦っている時は頭の整理が出来ておらず、次は何をしたらいいんだ?と瞬間的にパニックになる人もいます。


それは時間短縮どころか、余計に時間を食っている状態です。



焦ることにはなんら良いことがありません。ミスを引き起こす、思考回路が混乱する ・・・


焦る人は、「自分は焦ってしまう」「その焦っていることで余計なミスを引き起こしてしまう」ということを念頭に置き、焦る自分をおさえる訓練をしてみましょう。


焦る感情から「焦る」が抜けると「急ぐ」が残ります。それが仕事が的確にスピーディーに出来る人と出来ない人との差です。





写真:Pixabay · 魅力的なフリー画像 https://pixabay.com/

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