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KPT ・・・ 仕事やプライベートで使える「ふりかえり」法

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毎日仕事やプライベートで「ふりかえる」「見返す」「反省する」場面があると思います。


その時に役立つのがこの KPT(ケプト)です。非常にシンプルな構造ですが、実際に使ってみるとかなり効果的にふりかえりが出来ます。


添付した図が一般的にみかけるフレームで、KEEP → PROBLEM → TRY の順に書き出していきます。


プロジェクトなど多くの人が関わる場合、それぞれの内容を共有しあってより強力なKPTを作り上げます。


会議でKPTを行う場合、ホワイトボードなどにこの様なフレームを書き、付箋で意見を貼り付けていきましょう。




■ Keep (このまま継続していく内容)


いま問題なく行えていること/効果を上げていること/さらなる伸びが期待できること、など、このまま継続していく内容をまず抽出します。



■ Problem (問題の洗い出し・改善)


Keepを抽出した後、残っている部分には何か問題があるかもしれません。すでに問題だと認識していることはもちろん、改善が必要なこと/ボトルネックになっている部分/改良したらもっとよくなるであろうこと/省くべきプロセス、などを洗い出します。



■ Try (改善内容・新たな挑戦)


Problemで出てきた内容をどう改善するのか (削除・取りやめることも含め)、影響を小さくするためにはどのように対応するのか、またKeepとProblemを基に新たな施策が出る場合も多々あります。




これは元々はソフトウェアなどのシステム開発で使用されていたものですが、通常のビジネスやプライベートのふりかえりでも使えるフレームワークです。


自分がいま「やりたいこと」「やるべきこと」「しなければならないこと」などがあるのにうまく進んでいないと思う方は、一度このフレームワークを使ってみて下さい。


私の経験上、Keep と Problem を書き出すだけでも自然とTryが見えてくることも多いです。


漠然とふりかえりを行うのではなく、このようなフレームワークを使ってみるのも効果的です。ぜひ試してみて下さい。

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