20.06.11
人脈と人の輪 ・・・ 似て非なる「人のつながり」
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昨日ツイッターでフォローさせて頂いているホテル代表の方と「人の輪」の話をし、その時に新卒入社先の上司Sさんから言われた言葉を思い出しました。
【社会人になったら、人脈ではなく人の輪を広げろ】
「これから仕事をやっていくと、ビジネス絡みでいろんな人脈ができる。それは仕事のつながりとしてとても重要であり、欠かせないもの。異業種交流会などで積極的に増やしてもいい。ただその人たちは取引が切れた時、関係が切れる人たちがほとんどだ。いわゆる金の切れ目が縁の切れ目。もちろん、中には一生の友人になる人もいるのでゼロではない。ただ、ビジネスの人脈はお金の有無で大きく左右される。」
「人の輪は、ビジネスに関係なく趣味やプライベート、地域やコミュニティでの人と人とのつながりだ。学生の頃はお金の有無関係なく、人としてつながりを作ることができた。しかし社会人になると、人の輪を作るという行為は、自ら意識して行動しないと、なかなか作れない。最終的に自分の人生を楽しく豊かにしてくれるのは、この損得なく気持ちでつながっている人たちだ。」
いま振り返ってみると、確かに仕事上のつながりで出会った人のうち、プライベートまで仲良くなった友達関係の人はほんの一握りです。
それに対し、私の趣味であるホークス応援で自然とできあがった人の輪は、年齢も様々で何十人もいます。言い方は変ですが、もうホークス関係なく、普通に友達です。大人になってこんな素敵な仲間たちに出会えたことを、本当に感謝しています。
上司Sさんに言われた「人脈はその先に金があるが、人の輪はその先に人生の豊かさがある」、その意味がいまはよくわかります。
私も50歳を過ぎ、過去に大きな失敗を何度も繰り返し、仕事関係の人たちも離れていきましたが、それでもまだ助けてくれるのは地元の先輩だったり、人の輪の友人たちだったり。
改めて上司Sさんの言葉が深くて素敵だなと感じたので、今回ブログにまとめました。
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