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注意力 … 自分が思っているより注意力は劣っています

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仕事やプライベートでも、よく「注意が足りない」や「もっと注意力を鍛えろ」という言葉を聞きます。


私たちも周りの人や部下によく指摘することでもありますが、ではそんな私たちも本当に注意力を持っているのでしょうか。


私は注意深く仕事をしている、という人は多いと思います。しかしその注意で十分かどうかは別問題です。



例えば、ちゃんと注意して仕事しています、という人たちには下記のような質問をすることがあります。


◾️ あのバンケットの扉は引?押?


◾️ あの棚の横のスペースには何が置いてある?


◾️ あの扉のカギは、右回し?左回し?


◾️ 昨日頼んだ仕事、覚えているよね?


◾️ あの取引先に着くまでいくつの信号があったっけ?


こんな、どうでもいいような質問をします。しかもその内容は普段から自分が関わっている場所や動き、そして最近のことなどです。


しかし、このような質問を数問やって、そのすべてに完璧に答えられる人は滅多にいません。



注意深く仕事をしているという人にも、毎日やっていることの中に注意が薄い部分があるのです。


試しに上記内容をご自宅や職場に置き換えて自問自答してみてください。


毎日やっていることでも、自信を持って即答できることはそう多くはないはずです。



これはこの質問に答えられなかったことを責めている訳でも、それじゃダメだとダメ出ししている訳でもありません。


どんなに「注意深くやっている」と思っている人でも、慣れやルーティンの中で見落としていることが多々あるということに気づいて欲しいのです。


自分は注意深いと思っている人ほど、実はきづいていないだけのケアレスミスが多いかもしれません。



自分の前提として「注意しているつもりでも注意を払っていないことがあったり、抜けていることがあるかもしれない」と自覚して、出来るだけきめ細かく、丁寧な仕事や対応を心がけましょう。




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