18.12.06
つぶあんと小倉あんは作り方が違います
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飲食店さんからメニュー表記の相談を受けたのですが間違った表記部分があり、皆さんの中にもご存知ない方がいらっしゃるかも?なのでプチ情報として共有です。
あんこの製造方法には、こしあん、つぶあん、つぶしあん、さらに小倉あんがあります。
ただ、つぶあんと小倉あんを同じ物だと思っておられる方、また同じものとして商品化されているケースも見かけます。
これらの違いをはっきりと覚えて、お客様に説明できるようにしておきましょう。
■■■ 山形の老舗菓子店 杵屋本店様のHPより引用します。■■■
●こしあん ・・・ 小豆をつぶし、布等で裏ごしをして、豆の皮を取り除いたもの。
●つぶあん(粒餡) ・・・ 小豆をなるべく皮を破らないように裏ごしなどをせず、豆の形を残した餡。
●つぶしあん(つぶし餡) ・・・ 小豆を潰すものの豆の皮は取り除かないもの。
●小倉あん ・・・ つぶし餡やこし餡に、蜜に煮て漬けた大納言小豆を加えたもの。本来の小倉餡は、煮崩れしにくい大納言種と小さい普通小豆の粒餡をまぜたものを言います。
本文引用元: 山形 杵屋本店
山形の創業200年老舗菓子店 創業1811年和菓子・洋菓子の専門店
「あんこ」って何種類?あんこの疑問に答えます | お菓子の雑学 |
http://www.kineya.co.jp/corporate/sweets-trivia/
■■■引用終わり■■■
厳密に上記の違いがありますので、製造者・販売者側としては必ずこの区別をつけるようにしましょう。
ちなみに今回相談を受けた飲食店さんのあんこに関する表記は、小倉あん→つぶあんに変更しました。
小倉あんの「おぐら」は京都の小倉山に由来するもののようです。*諸説あり
画像:魅力的なフリー画像 Pixabay https://pixabay.com/
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