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マンダラート(マンダラチャート) ・・・ 目標管理や問題解決にお勧め&すぐ使えるフレームワーク

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私たちが日々愛用しているフレームワークの一つに「マンダラート(マンダラチャート)」があります。このツールは非常に効果的かつ効率的なものの一つであり、そして誰にでもすぐ使える簡単なフレームです。


まだご存知ない方はぜひこのフレームワークを使ってみて下さい。紙とペンさえあれば誰にでもすぐできます。


写真は私たちのコンサルティングファームで使っているもので、左部分は独自のものです。右側の「9 x 9マス」、この部分がマンダラチャートです。こんな9×9のマスを紙に書いて下さい。それで準備完了です。


使い方は簡単です。下記の順番で取り組んでみて下さい。



■ 真ん中に「自分の目標」「考えたい戦略・計画」「解決したいこと」「問題点」などなんでもいいので、これから自分が考えたいこと(題)を書きます。


■ その真ん中の題に関して「取り組むべきこと」「解決すべきこと」「準備すべきもの」など関連ワード(項目)が頭に浮かぶと思います。それを題の周りのA~Hの欄に一項目ずつ書いていきます。


■ さらにそのA~Hに書いた関連ワード(項目)をその周りに配置された3×3のマスの真ん中にも書いておきます。


■ さぁ、あとはそのA~Hの各項目に関してその周りのマスにそれを「どう解決するか」「対応するか」「準備方法」など思いつくままに書き出していきます。


■ この表がどんどん埋まっていくと、真ん中の題に対して自分がすべきことなどが自然と見えてきます。



ここでは説明しやすいようにA~Hという番号を振っていますが、実際には気にしなくて大丈夫です。A~H順に考えるという意味でもありません。


題と各項目は最初に書き込みますが、各項目に対しての書き出しはどのような順番でも構いません。あちらこちらランダムに書いてももちろん大丈夫です。その用紙を眺めていると各項目に書きたいことがどんどん浮かんでくるはずです。


それをどんどん書き込めばいいのです。このマンダラートの優れている点は、ノートの箇条書きと違い、一枚の絵のようにとらえることができるので、あっちこっち飛びながらでもどんどんそのマス目が埋まっていきます。思わぬアイデアが出ることも珍しくありません。


当社では簡単な内容であればこれをそのまま各担当に回すこともよくあります。箇条書きにされた資料よりよほどわかりやすい書類です。



ネットで検索して頂くとさらに拡大を続けたマンダラートも見つけることができます。応用範囲が広いフレームワークです。


皆さんもいろんな場面でぜひ使ってみて下さい。

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