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競争戦略・・・自社が目指すゴールを明確にしよう / マイケル・ポーター

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前回、フィリップ・コトラー 競争地位戦略 に関してお伝えしました。


その中で「フォロワー」になるのか「ニッチャー」になるのかの選択肢がありました。


今回はそのどちらでも意識しておきたい マイケル・ポーター 競争戦略 に関して簡単に説明します。



マイケル・ポーターが掲げるのは「競争の中で、最高を目指すだけがゴールではない」ということです。


他社よりも優位性のあるところはどこか、自社が強いところはどこか、それを把握し伸ばす戦略です。


同業他社から抜きん出て強い部分を一つ作れれば、経営安定・改善には大きく役立ちます。


1. コストリーダーシップ戦略


競合他社よりもコスト面で優れることにより、より大きな利益を残せるようにする戦略です。例えば、人件費の安い中国や東南アジアに製造工場を移すなど、以前はファッション業界を中心に行われていました。現在はそれは当たり前になっている為、このことでコストリーダーシップを取ることは難しくなっています。


2. 差別化戦略


他社にない自社の強みを作り出し、それを価値として消費者に認めてもらう戦略です。一番わかりやすいのはApple iPhoneですね。説明もいらないでしょう。また、上記1で述べたファッション業界では最近は逆に「メイドインジャパン」や「メイドイン○○(地方名)」などを大きく打ち出した戦略をとる企業も増えてきました。


3. 集中戦略


特定の地域、または特定の年齢層等に的を絞りビジネスを展開する戦略です。コンビニではセブンイレブンが売上ダントツトップですが、顧客満足度で毎年1位、「最強のコンビニ」と呼ばれてるチェーン店をご存知ですか?


それは北海道を中心に展開する「セイコーマート」です。2010~2017年度まで、2015年度のセブンイレブンを除き、ずっと1位です。店舗数は大手に比べたらずっと少ないのですが、それでも1197店舗(18.03末)です。


コンビニの中が北海道、と例えられるほど地元に拘った店舗展開がなされており、北海道内での店舗数は大手を押さえて一位です。



以上、3点がマイケル・ポーターが掲げる競争戦略です。売上やシェアだけに関心を囚われず、自社の強みはどこかを考え、伸ばしていきましょう。


マイケル・ポーター 「競争の戦略」は500ページほどの本です。私の手元の本では初版1982年となっています。デジタル化が進み内容的には一部古い部分もありますが、戦略は変わりません。機会があれば読んでみて下さい。

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Marketing Strategy


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